脳腫瘍を患った僕

小脳血管芽種という 稀な腫瘍を患いました。闘病記を綴っていこうと思います。誰かの力になれれば幸いです。

〘腰椎·腹腔シャント術〙

毎日脳内では約500mlの脳髄液が生産されています。

通常だと脳から脊椎を通って他の器官へ排出され

その後、体内に吸収されるらしいのですが

何らかの影響で、脳髄液の流れが悪くなってしまった場合

脳内に脳髄液が溜まってしまい水頭症などを引き起こしてしまうそうです。

そこで行われるのがシャント術。


リハビリを頑張っていたある日の事

またもや僕の頭の頭蓋骨が無い部分(後頭部下部)に

脳髄液が溜まってきました。

パンパンに膨れ、目眩が増し、ふらつきも出てきたので

リハビリが出来ない状態に(;_;

医師に相談すると、CTを撮る事になり

CT後、医師から画像を見ながらの説明がありました。

僕の頭の中の状態は

脳髄液の流れが悪くなり、行き場を失った脳髄液が

腫瘍摘出手術で切開した部分に道を作り

その道を通って頭蓋骨の無い部分に溜まっているとの事。

何度か行った様に、また注射器で脳髄液を抜いたとしても

またすぐに脳髄液が溜まってしまうらしく

また、注射器で何度も脳髄液を抜くのは

髄膜炎などのリスクがあり危険との事で

リスクが少なく、一度行うと外から脳髄圧を調節する事が出来る

腰椎·腹腔シャント術を行うと言われました。

〈腰椎·腹腔シャント術〉とは

LPシャント術とも呼ばれていて

簡単に説明すると

シャントチューブという管を脳髄液の通り道である脊推部分へ挿入し

腰には脳髄圧を外から調節出来るバルブが埋め込まれ

シャントチューブを腰に埋め込まれたバルブまで繋ぎ

更にそこから腹膜内まで繋ぎ

余分な脳髄液を腹膜内へ排出し

腹膜で吸収出来る様にするという手術。


シャント術には何種類かあり

僕の場合は、手術回数が多く頭部への負担がかかっている為

これ以上頭部に負担がかからない様に腰椎·腹腔シャント術を行う事になりました。

手術はさほど時間はかからず直ぐに終わります。

今回も全身麻酔で

術前に、麻酔科医から麻酔についての説明を受け、サインをしました。

そして手術室へ。

手術も5回目だった為、もう恐怖心などは一切ありません。

術後目覚めると、あまり覚えていないのですが、いつの間にか病室のベッドの上にいたと思います。

次の日からリハビリ再開!

しかし、朝起きてから目眩と吐気があり具合が優れませんでした。

リハビリ室へは、看護助手の方が車椅子を押して連れて行ってくれるのですが

この日にかぎって車椅子を押すスピードが早い方が迎えに来て

リハビリ室までの道のりを押してもらっていると、目がグルグルと回り

リハビリ室へ着いた頃には吐気がピークに!

リハビリ担当の方にガーグルベース(受皿のようなもの)を貰い

受け取った瞬間に嘔吐(_ _;)

結局リハビリは行う事は出来ずに、リハビリ室へは嘔吐をしに行っただけ…

少し落ち着いてから、病棟の看護師さんが迎えに来てくれました。

病室へ戻ってから、また吐気に襲われ

涙が出る程、ガーグルベース2杯分ぐらい嘔吐しました(+_+)

とてもしんどかったです。

シャント術を行い、脳髄圧が変わったせいで具合が悪くなった様です。

しばらく横になると落ち着き

次の日には、体調は戻っていました。

むしろ少し動きが良くなっていました。

シャント術前の説明で、ふらつきなどの症状が改善する事がよく見られると言っていたので

この事か!と思いました。

5回の手術の中で1番簡単な手術だったのですが

術後の具合の悪さは1番きつかったです。


それではまた!

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